Vtuberと男女の歪み

 前提として、自分はVtuberをあまり肯定的に認識していない。アンチではない。格ゲープロと絡んでいる時は、格ゲープロの配信や動画から間接的に消費しているし、そう言った交流を否定する気は無い。ただ、ゲームのプレイが売りならゲーム画面だけあれば良いし、喋りが主なら自動字幕で発言を視認しやすくしてくれたら良いし、音楽が売りなら楽譜やピアノロールを表示してくれと思う。量産された表情も首から下の動きにも乏しい無個性で量産されている萌え絵は目障り。

 さて、楽器の扱いに特化した男が楽器店をやめて個人Youtubeで生きていくという記事だが、その中で妻はVtuberになるのを選んだとあった。自分は、これを気持ち悪いというか、男女の歪みに見えた。旦那は生身で顔も出してやっているのに対して、妻は過剰に美化された絵であらゆる情報を隠してVtuberをやる。当人の何が悪いというわけでは無く、流石は年齢や体重を隠したがる愚かな性別、という認識。

 自分がVtuberを不愉快に思う理由は色々とある。業界内の暗黙の了解を業界の外や消費者に求めるし、世代なんて人類共通の話題を避ける100%自分だけの都合を押し付けて年齢に触れる人間をノンデリと断じたり、それまでの人生を魅力に出来ない浅ましさ。エロゲの系譜の単純化された萌え絵ばかりで、整形で量産された韓国アイドルのようで醜い。Vtuberではないが、Adoにも言えるが、顔を隠すのは良い。自衛のために必要なのもわかる。それなら、自身の分野の能力で勝負をすれば良いのに、顔は晒したくないが見た目で釣り上げたいという下品な下心から萌え絵を使う。作品や能力だけで勝負をする覚悟も信念も無い浅ましい連中。

 Vtuber界隈はよく事務所と揉めたり消費者と揉めているが、そら浅ましい人間の周囲には浅ましい人間が集まるだろうとしか思わない。例えば、ヒップホップという音楽自体は素晴らしくとも、定期的に薬物など犯罪で逮捕される連中が頻出する音楽を健全な消費者が受け入れるだろうか。

 自分が古い価値観なので、画面でしか認知を出来ない商品に全く魅力を感じないのもある。馬鹿げた語尾や保身で狭い話題に表情に乏しい絵。これらに喜ぶ感覚がわからないので、Vtuberはむしろ女の悪い部分が露出しているように見える。ホストや撮り鉄が男の悪性のように。だからこそ、ホストやジャニーズのようなものが絶えないように、Vtuberの類も残り続けるだろう。自分には、老いていく姿を見て寂しさと喜びを抱けない貧しい分野に見えるが、むしろ、ホワイト社会では、整形や萌え絵の上っ面の美しさの方が、増えていく皺と白髪よりも価値があるのだろう。