コスパの基準を何にするかやね。早く読み終わるのを効率的とするなら漫画やし、読む時間が長いとするなら小説やし。
ただ、何の知識も身につかない、という点からすると漫画も小説もコスパは悪い。実用性なら新書などを読む方が良い。
自分は、かつては【漫画5、小説3、実用書/専門書2】だったが徐々に変化していき今では【実用書/専門書7、漫画2、小説1】くらいで、漫画も小説も読む量が極端に減った。小説より漫画を読む量が多いのは、非言語(ノンヴァーバル)の情報を得られるから。小説は、実用書や専門書に比べると文字依存なのに自分の人生に役立つ情報が希薄で、実用書よりも有益な情報が少なく漫画のような非言語情報が無い中途半端な存在。
自分が読書を日常習慣にしてくれたのは森博嗣と京極夏彦の小説だが、その2人の小説すら、何かしらの蘊蓄があるのが前提なので、自分は元から純粋な物語だけの小説を求めていない事になる。
仮に、漫画より小説の方がコスパが良い、が真でも、小説より実用書/専門書の方がコスパが良いので、漫画を軽視するのならば、そもそも小説も取るに足らない商品となる。

