現実的で賢く柔軟であるのが欠点の女

『カードキャプターさくら』主人公の父親は25歳のとき、16歳の主人公の母親と結婚していて顔が引き攣る「CCさくらは恋愛に関しては多様性すぎる」 - Togetter [トゥギャッター]
 女の価値観は極めて流動的で柔軟で現実的である。女は30代までは同世代か歳上の男を好むが、40代からは歳下の男を好むと言う統計がある。

 以下のミーム画像がわかりやすい。男は具体的に欲しがるものは変化するが抽象的には同じ。しかし、女は具体的にも抽象的にも変化する。
【ミーム】男の欲しいものと女の欲しいもの
 一般に女が男より大人と評価されるのは、現実的で柔軟だからである。と同時に、それが女の限界でもある。つまり、子供の頃から死ぬまで好きな事が維持されないと言うことは、伝統にならない、という事。
 短期的には凄いが長期的に貧しくなる。当時の自分の利益の最大化という極めて現実的で賢い判断が出来るが故に、メタ認知としての価値判断を出来ない。生まれる前と死んだ後に考えが及ばない。

 東浩紀は、コスパ(タイパ)とは老化であると指摘している。若さを至上とする女が、実は硬直した老害的な思考に陥りやすいという皮肉。
 面白いのは、女は価値観の変化という柔軟性を持つのに、当時の価値基準を無意識の絶対にするので、他の世代の価値観を受け入れられない。
 男の方が自分と異なる価値観に攻撃的であるのに、攻撃対象として分析や理解をするので、自分以外の世代の情報を自分を含めて客体として把握する。
 本来受容的な女が排他的で、排他的な男が受容的であるという逆転が起きている。
 少年漫画と少女漫画を比較するとわかるが、少年漫画は対戦ばかりしているのに、敵にもある種の利益や愛情を認める。少女漫画は対立を避けるが、良い奴は味方で、悪い奴は敵。味方に嫌な奴や不細工はいない。
 敵にも、場合によっては敵にこそ価値を見出す男と、味方にしか価値を見出せない女。
 変化が激しい柔軟性を持ちながら、実際は常に変化する荒波に流され溺れているだけ、というのが実態ではなかろうか。