《恋愛》から離れながら《恋愛》から逃げられない世代

スローライフを望む若者はもはや「恋愛=幸せ」と感じていない - ナゾロジー

 男は大なり小なり女の肉体を求めるが、インターネットで性欲はある程度を解決が出来て、かつ女の醜い本音がそこら中に落ちているのがインターネット。

 女からすれば、幾らでも上の男が見えるインターネットの基準で近場の男では満足が出来ないだろうし、今では勉強の仕事も男と等しく可能な時代で、自立した女ほど男が負担になる。

 互いに肥大する理想と面倒な現実の乖離、そしてインターネットによる発散の機会を得て《恋愛》なんぞするわけがない。

 氷河期世代を見捨てた結果、氷河期世代のかろうじて生まれた子供達が親世代を見て幸福を見出せなかったというのもあるだろう。

 恋愛自体は義務ではないし、無いなら無いで困らない分野であるから、殊更問題にするような事でも無いとは思う。所詮恋愛なんぞは限られた人間の特権なのだから。

 ただ、実際は恋愛願望や性欲は無くなっていないし、それが今では《アニメ》や《Vtuber》に向かって消費されている。自分としては、これはまずいと言うか醜いと思う。恋愛に興味がなくて生きるのは自由で良い。しかし、現実の恋愛に対応しきれずに架空の異性に《推し活》と称して消費する現代は病的に見える。