古代祐三が音楽を担当する横STG「アーシオン」

 古代祐三。我々の世代だと「すぎやまこういち」や「植松伸夫」と並ぶくらいにゲーム音楽としてメジャな存在。しかし、現状は知る人ぞ知るという形に落ち着いている。崎元仁並木学に近い立場かも知れない。

 彼は今回のSTGに限らず、最近だとAIを使ったDRPG「Algolemeth」の音楽も担当してる。

https://x.com/algolemeth/

 「すぎやまこういち」や「菅野よう子」などは頭が抜け過ぎているので例外としても、最近だと下村陽子がイギリスの賞を貰って評価されたり、ゲーム音楽はすっかり一般大衆に馴染んだ娯楽芸術として定着した。

 ところで、我々世代だと古代祐三と言えば「アクトレイザー」なのだが、今の時代は「世界樹の迷宮」が代表作らしい。

 例えば、坂本真綾なんかも、かつては「約束はいらない」「奇跡の海」「指輪」「プラチナ」辺りが代表曲だったが、今では「躍動」「逆光」などが人気だ。菅野よう子との仕事を知らない世代もいるかも知れない。そういう変化や分散が起こるのは、芸歴が長く幅広く愛されているからこそ起こる事なので、良い事なのだろう。