
自分は、本を読む時はペンかマッサージ・ボールを握っている。指に刺激を与えて脳を活発にしたいから。ただ、それでも暗記を出来ない事がよくある。そこで、今まではペンで指読をしていたが、示指で指読を開始した。
自分は、本の内容を暗記する場合、書かれている場所を上下左右の大雑把な空間で認識して、文字や意味以外の空間的な要素も利用する。これは右上に書いてあったな、これは左下だったな、と。示指による指読は、それを補強する結果となった。自分の場合、指読は目の動きに合わせるのではなく、主語やキーワードなどで指を止めて、目は動かして読み続ける。読み返しを前提にして、すぐに読み返せるようにする。それから、リストじゃない文章で複数の西暦などが飛び飛びで書かれている場合は、それらを示指で移動する。それにより空間的な記憶が補強される。
見栄えは良くないし、ボールペンなどの方が細くて邪魔になりにくいが、そもそも読書とは視覚しか使わずに触覚や聴覚に訴える物が無い。例えば楽器なんかは楽譜という資格情報と両手の触覚情報と音の聴覚情報で成り立っており、だから脳が活発になる。読書も触覚や聴覚も含めた体験にするのが合理的だろう。