自分もドラゴンクエストとファイナルファンタジーで子供時代を過ごしたので、これらが2大JRPGとして語れるのに異論ない。しかし、今はもうどちらも遊んでいない。何故ならばサガに出会ってしまったから。
ドラゴンクエストは1、2、3、4、7……で引退した。
ファイナルファンタジーは3、4、5、6、7、13……で引退した。
しかし、サガは現在Switchで遊べるものは全て買っている。
堀井雄二は、冒頭の記事でドラクエは主役になりきる、FFは主役に沿って物語を見る、と対比しているが、自分からすると、ドラクエもFFも物語重視でシステム重視ではない。FFに関しては実験的な要素も多くあるが、7以降はムービーが増えて操作を出来ない時間が増えて行き、ゲームの要素が相対的に薄れて行った。
対して、当時のスクウェアで初のミリオンだったサガは違う。物語はあれど、それはゲームを遊びやすくするための順風に過ぎない。シリーズは逆風にどこまで切り上がれるかに挑戦し続けているシステムと経験重視。
そして、登場人物の精神年齢が高い。90年代以降に増加した年齢設定に伴わず行動原理と言動が思春期ばかり、という事が無い。子供の頃はドラクエとFFが楽しかったが今は虚しく、今でもサガは遊べる理由がそこにある。極端に消費者に好かれようとしていない。明らかに人気を得られないだろうキャラも必要だと示している。そして1回クリアがチュートリアルと言わんばかりのシステム。
自分は、自分に出来るか出来ないかは置いといて、素人には取り扱えない物事が好きだ。練習や勉強が必須で、ある閾値を超えないと見えない景色がある作品。縛りプレイでも無いのに、戦略と戦術と確率に振り回される戦闘。
ドラクエもFFも入り口には相応しいかも知れない。しかし、出口には不足している、と自分は思う。サガの作者である河津秋敏は、ドラクエやFFが王道をやってくれているから、自分は好き勝手にやれる、と言った事をインタビュウで答えていたので、それぞれ棲み分けられている、という事か。
早くアンサガのリマスターを出してくれ。
